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本格的にボート装備を整える為にまずは自作でハイデッキ、バウデッキの制作に取り組みました。

設計


ハイデッキ設計図のコピー
バウデッキ設計図のコピー

どうせネットで誰かしら設計したやつが転がってるだろ!っと甘い蜜を吸おうと思ってたのですが、これが中々見つからない。見つからないって言うよりかは、自分の描いている理想型と出会えないという方が正しい。
そんなわけで、コチラのサイトの寸法を参考にし、設計図を組み直しました。篠工房さんが販売してるハイデッキがほぼ理想型。後は個人的に折りたたみの一部をストレージ化したかったのですが、既にやってる方がいたので参考に。
つまりパクリハイブリッド設計図元気玉的なものですよ、元気玉!!!

なお、上記の設計図は所々足りない部分があります。例えばバウデッキですと下回りのボートに固定する棒など。一応私は下を700mmと上500mmで作りました。
ちなみにハイデッキに関して予め言っておきますが、上記の設計図を丸パクリしても私が完成させるモノとは丸っきり違う物が誕生します。と言うのは、アウトラインを実際に引いてみて使用感を考慮し、所々改良を加え寸法をズラしてます。ですので上で晒してる設計図で出来ない訳ではありません。あくまでも個人的に使いやすいように設計を変えてるだけです。

調達用品


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コンパネ12*900*1800 ¥1480
 コンパネに関してですが、他ブログでチラホラ見かけた「一枚板だと足りない」という意見。確かに実際に設計してみると横が990mmになり、9mm足りません。しかし、それはそのまま何も考えずに板に設計図を写した場合です。
 パズルのように組み替えれば何ら問題なくこのサイズのコンパネで足ります。
角材2000*30*40 ¥300×2
 私は赤松材の安いやつ。補強材、バウデッキの下パーツになるので松材なら強度もあるので十分です。
・MDF材 9*300*900 370
 オフセットペダル用。MDF剤は意外と弱いのであまりオススメしません。予算に余裕があるならば市販のアルミリセストレイの方が軽量効果も期待できオススメ。
パンチカーペット1800*1000 ¥1680+756(送料)=2436
 パンチカーペット リックパンチ 182cm巾【切り売り】(生活/引越/ラグ)*182l7 182l200 182l8 182l36 182l3 182l39 182l24 182l13 182l28 182l21 182l10 182l6 182l31 182l11 182l40 182l14 182l2 182l29 182l100 182l26 182l1__182lp-
 ホームセンターのがカラーが揃ってなく、かつ送料換算しても高価だった為、私は↑で注文しました。


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ナットノブスターM8 ¥129*4=516(値段×個数=合計金額)
ナットノブスターM6 ¥91*2=182
ステンボルトM8*110(M8×110mm) ¥226*4=904 
ステンボルトM6*60 ¥46*2=92
ワッシャーM8 ¥10*4=40
ワッシャーM6 ¥8*2=16
 バウデッキ用のボートと固定するのに使うナットノブとMが合うステンボルト。サイズ違いのM6はハイデッキ用。別に分ける必要は特に無く、安く済ませるために分けました。 また、こだわらない人はハイデッキ用のコレは必要ないです。
 ちなみに、ジョイフル本田ですとステンボルト、ワッシャーなど全てバラ売りしていて無駄な予算を削れます。
鬼目ナットM8 ¥124 
鬼目ナットM6 ¥34*2=68
 コレを知らない人が多いと思います。コレは必須品で上のステンボルトをバウデッキにセットした時、この鬼目ナットを木材に打ち込んでおくことに寄ってボルトを締め込めることが出来ます。
蝶番38mm ¥258*5(二枚組で計10個)=1290
 折り畳み用ですので、ストレージ不要なら6個分、折り畳みすら不要ならいらないです。
・ステン皿タップネジ3*25 ¥401
・ステン釘 ¥100
 ステンネジを買ったのですが、木材が割れるリスクもあるので釘の方が無難な気がします。ネジは意外とズレたりして難易度が高いです。
G17 170ml ¥395
 カーペット用接着剤。タッカーがある・用意出来る方はそっちの方がオススメ。
・ブラックツヤ消し0.5L ¥925
・ローラースペア 138
 塗料。防腐剤効果も期待できるので出来れば用意したい。ヘラでもOKですが、ローラーを用意した方が早い。


記入してある金額は参考程度で。地域によって入手できる相場が違うと思います。また、コレに加え工具なども必要になってきます。
ちなみに私は全てで1万以内で収まりました。

アウトライン引き


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まず最初に気になってたオフセットペダル仕様による強度問題。幅360のセンター板にオフセット用の穴幅200mm分カット。この時の左右の余裕が80mmである。
それを実際に引いてみるとこりゃ厳しいなと。今だからこそ新しい板だから良いものの、経年劣化でいつか折れると感じました。
このような実際に引いてみて寸法直す必要が出てきますので、まずは実際に引いてみるのが良いと思います。


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どんなわけで修正加えまくって終了。コンパネは画像のように設定すれば一枚板のコンパネでバウデッキも作れるほど十分足ります。

カッティング


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カッティングに関してですが、ジグソー必須と言っていい程です!!用意出来ないのならば時間効率悪いので買ったほうが割に合います。
私はヤフオクで1000円で落とした中古ジグソーを使いましたw しかし、その場合は刃に注意して下さい。


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こんなダメダメな刃が替刃に戻されてる事がありますので・・・^ー^;
コンパネ切ったこと無くてコンパネこんな硬いのか!?っと思って終わる寸前まで気付きませんでした・・・切り出すのに8時間近く掛かったw


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バウデッキはボートの湾曲に対応するべく斜めにカット入れてます。ここだけは手作業でノコ使いました。


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バウデッキなどの穴あけではアシストとなるように2mmドリルで穴開けをしてズレ防止。


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その後、鬼目ナットが入る寸法の穴をドリルで空けます。M8鬼目だと恐らく10mmの穴を開けることになると思います。


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ストレージ、オフセットペダル、バウデッキの穴あけをする場合、まずはジグソーの刃が入る程度の穴をドリルで空け、そこからジグソーを入れてカットしていきます。

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ストレージ部だけは穴を蝶番が当たるであろう場所に穴を空けて刃を入れました。そうすれば穴が目立ちにくくなり画像のようにカット可能です。


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ストレージ部の土台作り。ここだけは設計でズレてたりするのでほぼ感でやりましたw
とりあえず適当に角材をカットし、ストレージ部の外側に当ててチェック。


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その後、ボートの湾曲との干渉を回避すべく斜めカットを施す。際幅との差は5mm以内で設定しました。コレ以上絞るとボートとの干渉が怖いですね。
ちなみに、ここはジグソーで斜めカットしたのですが、やはり手作業であるノコと比較すると雑すぎますねwwww
とりあえず付いて強度が確保出来れば良いよ(ヽ´ω`)...

お次は塗装から。